みるおじさんの独り言

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原油価格の高騰のしくみ

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 ガソリンスタンドの料金表を見るたびに、ため息が出ている方もいるでしょう。適正価格が1バレル(159ℓ)25$(WTI指標)と言われた原油価格が、2004年8月20日には、WTIで49ドルドル40セントという過去最高値を記録しました。レギュラーガソリンが90円前後で変えた頃が懐かしいですw
 では、なぜ、こんなに高騰してしまったのか。

 現在の原油市場は、アメリカのWTI、イギリスのブレンド、日本のドバイの3つがあります。この3つの市場に世界中で採掘された原油を取り扱っているのかというと、実は3つ合わせると採掘量を遥かに上回ってしまいます。それは、取引が先物取引だからです。ちなみに、WTIは米国内の生産量の6%しかないの対し、取引量は1億バレルと、世界の原油供給量の8000万バレルを超えている。
 ドバイ原油は生産量が日量約15万バレルで、日本の輸入量の0.2%にすぎない。しかし、ほぼ全量が定期契約ではないスポット市場で取引され、中東原油の価格の基準になっています。
 が、しかし。ドバイ価格は、市場単独で決定されているわけではない。米国の石油専門情報会社が、石油会社や商社などに取引価格を聞き取り調査し、毎日発表するである。そして、この取引業者は。世界最大の市場であるWTIを参考にして、価格を設定する傾向があり、市況がドバイ価格に影響してしまうのだ。
 つまり、WTIさえ見ておけば、ことを足りてしまう。そのためか、マスコミ報道や、各資料はWTI価格を、そのまま世界の標準値段かのように報道する場合がある。間違いではないのだけど・・・w

 と、能書きはこれくらいにして、なぜ、高騰したのか。
1.需給の増加 
 世界的な景気回復を受けて、原油需要が急拡大しています。特に経済成長率の高い中国が需要増加の先導役になっており、今年の需要増の約40%を占めています。一方、供給面については、需要の飛躍的拡大に対応して、超短期間で生産能力をあげることができなかったことは間違いありません。しかしながら、今年4月以降を見ると、需要を十分上回る供給が行われており、今回の原油価格高騰の原因と特定することは難しいでしょう。
2.心理的不安
 依然混乱が続くイラク情勢、サウジアラビアでのテロ、ナイジェリアやベネズエラの混乱あるいはロシアの石油会社ユーコスの経営危機など、供給不安を高める出来事が多かったことも今回の原油価格高騰の原因となっています。イラク情勢やテロに関しては、すぐに片付くものではないため、深刻な問題ともいえます。
3.投機筋の動き
 WTIを上場している米NYMEXの参加者の内、約7割が実需を背景にした石油関係者、約3割が投資ファンド・個人投資家、金融機関等の投機筋と言われています。
 今回は、この投機筋が、需給超過による原油価格上昇に敏感に反応し、その資金が大量に市場に流れ込んで原油価格を需給バランスの実態以上に押し上げたと言われています。
 1/30放送のNHK特番では、これらヘッジハンドが元凶かのように報道していました。真意は定かではないですが^^;

 が、専門家では、これ以上の高騰は無いと見ています。石油が地球上のエネルギーをすべて担っているわけではないというのが理由です。
 日本エネルギー経済研究所の小山堅・総合エネルギー動向分析室長は今の高値は需給だけではない複雑な要因が重なり合っているため、増産が決まっても下げ幅は限定的だろう。テロなどが起これば増産効果は消えるとして、WTI価格は当面、38ドルをはさんで上下3ドルの範囲で推移すると見込んでいます。

 で、イラクに自衛隊を派遣して、イラクの情勢を安定化させるのは、国益に適うってことも分かるような気がします。(結局そこに持っていくのかw)

 しばらくの間は、この価格が常識になっていきそうですね○几
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