中国:孔泉中国外務省報道官
「各国の救援活動は、被災国の需要に応えるものでなければいけない」
つまりは、政治的目的があってはイカンという事でしょう。
中国:国際先駆導報 「日本政府は確かに、支援を通じてアジアのリーダーとしての役割を発揮するよう希望している。だが、アジアの国が受け入れるかどうかは、恐らく別の問題だ」
ライバル意識むき出しですなw
中国:共産党機関紙人民日報系国際専門誌「環球時報」 「今回の際立った対応は、日本とASEANとの関係を引き寄せ、日本の国際地位の向上に役立った」
と、中立的な報道もあります。
韓国:「中央日報」 各国の資金援助について「"救援外交"大国競争」
援助額ワースト5に入る国が言っても、ひがみにしか聞こえませんよw
韓国:「朝鮮日報」
「国連常任理事国入りに有利な環境を作る為『世界に貢献する日本』のイメージを高める必要がある」
確かにその通りです。ですが、目的の一つですがね。
では、他国はどうでしょうか。
フランス:「フィガロ」紙
「『アジア諸国の苦痛は日本の苦痛』という谷垣財務大臣の発言が日本の積極関与を象徴」
「安保常任理事国入りを目指す日本は、外交的な支持を得られるだろう」
悪いイメージは持ってはいないようです。ごく客観的で、まっとうな評価と言えるでしょう。
フランス:「ル・モンド」紙 津波警戒システム構築への技術援助を表明したこと、小泉首相がG8の中でただ一人、ジャカルタの緊急首脳会議に出席したことを評価。常任理事国入りに、イメージを良くしたと評価
シンガポール:リー・クアンユー顧問相(元首相)、大野防衛庁長官との対話で 「今回の日本の素早い対応はが日本の評価を上げている」
対話ですから、社交辞令かもしれませんね。
シンガポール:ジョージ・ヨー外相 「日本の5億ドル緊急支援表明についての発表が、世界中から多くの支援が集まる流れを作った」
確かにその通りかもしれません。ここまで計算していたのなら、凄い事ですが。
シンガポール:有力日刊紙「ストレーツ・タイムズ」
「第2次世界大戦以降、最大規模の海外派兵」
太平洋戦争時に、日本に占領されたという歴史から、自衛隊の動向には厳しい論調になるところです。しかし、自衛隊の被災地派遣については、肯定的に受け止めてるとこも滲ませる。
1月29日読売新聞朝刊参考
これを観る限りでは、中国、韓国は、評価以前に何か割り切れないものがあるようですね。他国(といっても、フランスとシンガポールしか報道がなかったようだが)では、それなりに評価されているようですね。否定的な意見を出しにくい状況ではありますが^^;
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